近年、USGAやR&Aがスロープレー撲滅について色々と議論しているようです。
スロープレーには、複数のパターンが考えられますが、まずコースの難易度が高すぎる場合です。一人当たりのストローク数が多くなればそれだけ所要時間がかかる事になります。
次にプレー時間を守らない組がいた場合。ゴルフ場はアウトは1番から順番にラウンドをして最終ホールの9番に向かい、インは10番から順番にラウンドをして最終の18番に向かいますので、1つの組でも遅い組がいたら必ず渋滞が発生してしまいます。
次に組数を入れすぎて、プレー時間がかかるケースです。本来スムースにプレーできる組数というのはゴルフ場の難易度やコースレイアウトにより決まるものですが、このキャパシティを越えた人数や組数を入れたらスムーズに流れなくなります。
次に道具の進化による問題。近年のゴルフクラブやボールの進化により飛距離が伸び、ティショットやロングホールでの打ちこみ回避の為に待ち時間が長くなった為。
プロの試合でも、数十年前と比べここ数年は極端にプレー時間がかかっている状況になっています。
往年の名プレーヤー達も、ゴルフ業界の衰退に大きな懸念を抱いている方が多く、道具の規制、コースの難易度の問題など色々と主張されています。
諸事情を考慮してみると、ここ数年でゴルフのコースや道具についての改正があるのではないかと思います。