パーオン率とパット数

パーオン率が低いショートゲーム巧者が最もパット数が少なくなりやすいのですが、その理由は2つあります。

 

ファーストパットの残り距離がとても短いこと、アプローチの止まり際のボールの転がりが見られるのでラインがはっきりと分かった上でファーストパットを打てることの2つがその理由です。

 

プロゴルファーもパットが上手かった人が、ショットの飛距離やパーオン率が上がるとファーストパットの総距離が長くなるのでパット数が増えます。

 

すると、先ほどの逆で、ラインがはっきりしない長い距離のファーストパットを打つ機会が増えてファーストパットを外してしまう経験を多く積むことになりますから、パットが難しいと感じることになってしまいます。

 

今、米ツアーで戦っている松山選手やジョーダン・スピースがこのケースで苦しんでいます。

 

アダム・スコットやベルンハルト・ランガ―、日本だと湯原信光選手、尾崎直道選手、藤本佳則選手、上田桃子選手などがこのグループに入ると思います。

 

プロのトップに立つ選手は、グリーンの端に立っているピンをデッドに狙い、そのためにわずかにグリーンからこぼれたボールをアプローチで寄せて1パットで上がることも多くなって、ショットが上手いわりにパーオン率が低い傾向になっている人が多いと思います。

 

なので、パットが上達し続けて行かないと、パットで悩み続けて苦手意識となって行ってしまうことになりやすいのです。

 

ということで、パット練習を地道に続けて行くことはとても大事ですので、シングル入りを目指し、あるいはシングルになった人は特にパットの練習に比重をおいて欲しいと思います。

ショットの雨対策

間もなく梅雨時期になりますが、濡れた芝生からのショットはインパクトでフェースとボールの間に水の膜ができてスピンがかからなかったりボールの初速が遅くなってしまいます。

 

アイアンショットはダウンブローで打てといわれますが、ぬかるんだやわらかい地面からのショットはダウンブローだと球が低くなってしまい飛距離をロスしてしまうのでレベルブローかそれに近い軌道で打って行くのがいいでしょう。

 

濡れた地面からのショットはクロスバンカーから出来るだけ砂粒を飛ばさないでボールだけ打つような当て方を目指しましょう。

 

その結果、インパクトで余分な水がボールとフェースの間にはさまらずに済むのと適度に高い弾道になるので安定した結果が得られると思います。

 

普段ダウンブローで打っている人は、濡れた芝生から打つ際はボールの位置をボール半個~1個くらい左にしてソールを浮かせ気味して構えるようにするといいと思います。

 

練習場でこのような想定の練習もして準備しておくといいと思います。

他人の番手を聞いても参考にならない時代です

下の2つの表は上が現在の最も飛ばないクラスのアイアン、下が飛ぶクラスのアイアン(PRGRのスーパーエッグ)のスペック表です。

 

#3 22°(±0.5°) 60.0°(±0.5°) 3.4(±0.5) 245.5(-2)g 9.2mm 30mm
#4 25°(±0.5°) 60.5°(±0.5°) 3.2(±0.5) 252.0(-2)g 9.2mm 30mm
#5 28°(±0.5°) 61.0°(±0.5°) 3.0(±0.5) 258.5(-2)g 9.2mm 30mm
#6 32°(±0.5°) 61.5°(±0.5°) 2.8(±0.5) 265.5(-2)g 9.2mm 30mm
#7 36°(±0.5°) 62.0°(±0.5°) 2.6(±0.5) 273.0(-2)g 9.2mm 30mm
#8 40°(±0.5°) 62.5°(±0.5°) 2.4(±0.5) 280.5(-2)g 9.2mm 30mm
#9 44°(±0.5°) 63.0°(±0.5°) 2.2(±0.5) 288.5(-2)g 9.2mm 30mm
PW 48°(±0.5°) 63.5°(±0.5°) 2.0(±0.5) 297.5(-2)g 9.2mm 30mm

 

番手 #5 #6 #7 #8 #9 Pw Aw As Sw
ロフト角/バンス角(°) 23.0 25.0 27.0 31.0 35.0 40.0 45.0/5.0 50.0/6.0 56.0/6.0
ライ角(°) 61.0 61.5 62.0 62.5 63.0 63.5 64.0 64.5 64.5
フェースプログレッション
(mm)
8.5 8.0 8.0 8.0 7.5 7.5 5.0 4.5 4.5
長さ(インチ) M-40 (SR) 39.5 39.0 38.25 37.75 37.25 36.5 35.5 35.25 35.25
M-37 (R) 39.5 39.0 38.25 37.75 37.25 36.5 35.5 35.25 35.25
M-35 (R2) 39.25 38.75 38.0 37.5 37.0 36.25 35.25 35.0 35.0
総重量(g) M-40 (SR) 330 335 344 350 359 368 385 391 391
M-37 (R) 329 334 342 350 357 367 384 389 389
M-35 (R2) 327 333 341 348 356 366 383 387 387
バランス M-40 (SR) C-9.0
M-37 (R) C-9.0
M-35 (R2) C-7.5
シャフト重量(g) M-40 (SR) 44.0 45.0 46.0 47.0 48.0 49.0 52.0 55.0 55.0
M-37 (R) 44.0 44.0 44.0 47.0 47.0 48.0 51.0 53.0 53.0
M-35 (R2) 42.0 43.0 43.0 45.0 46.0 47.0 50.0 52.0 52

 

番手によってはほぼ3番手くらいの飛距離差にもなります。

 

なので、他人のクラブのことを詳しく知らないと自分の番手選びの参考に出来なくなってしまいます。

 

どちらばいいとか悪いということはありませんが、アイアンが飛ばないと、距離は合わせやすくなりますがFW,UTとの飛距離差が大きくなり長い番手の距離合わせが難しくなります。

 

飛び系のアイアンではショートアイアン、ウェッジの飛距離差が大きくなり距離合わせが難しくなります。

 

苦手な距離付近の番手を充実させるか、得意な距離付近の番手を充実させるか、全体を均等にカバーするか、自分の考え方を決めてからクラブ選びをするようにしましょう。

 

たまにはマッチプレーを楽しんでみてはいかがですか?

今週の男子世界ツアーの試合はマッチプレーです。

 

マッチプレーはストロークプレーと比べて1打毎に自分の置かれる状況が変化することがあり、ストロークプレーに比べてマッチプレーはストロークプレーなら滅多にすることのない一か八かのショットにトライしたり、逆にそこまでやるかというくらい手堅い戦略を取ることもあります。

 

こういう試合はマッチプレーに適性がある下位の選手にとっては大きなチャンスにもなります。

 

日本人は松山、池田、谷原選手が世界ランキング50位以内が確実で、60位の谷原選手がこの試合で好成績を収めればマスターズの出場権を3人が持つことが出来ます。

 

中上級者の方は、たまにマッチプレーを経験しておくとプレーの幅も拡がりますので、たまにマッチプレーの真剣勝負をしておくととてもいい勉強になると思います。

高く上げるアプローチが得意になればアンダーパーも夢ではありません。

シングルを目指す方、まず下の写真をご覧ください。

 

今この写真を撮っているカメラの位置にあなたがいて、足元のボールを8番アイアンで狙うとしましょう。

photo4-38f13

原則的にはピンの左のエリアが狙い目となります。

 

そして、苦手なアプローチの球種によって許容範囲が変わっていきます。

 

高く上げるアプローチが苦手な人は確実にグリーンに乗せるか狭い花道と次のショットがバンカー越えにならないバンカー手前のエリアに限定され写真の左下の一角とグリーン+カラー付近しか許されませんからピンを狙う事よりもピンの右サイドやバンカーを避ける事に重点を置かなければならなくなるためにショットにプレッシャーがかかりミスショットの確率が高まります。

 

一方高く上げるアプローチが得意であれば左のバンカーより右側がほぼ全てOKになり、バンカーも気になりませんからピンを狙う事に集中できます。

 

このように苦手なショットがあるとその1打だけではなくその前のショットにプレッシャーがかかる事でショットも難しくなってしまいます。

 

ボギー狙いのゴルフまでは高く上げるアプローチは苦手でもそれほど問題ではありませんが、パーやバーディーを狙うゴルフを目指す場合は必要になります。

 

80前後で回りたいと思うようになった人はまず、高く上げるアプローチが得意になるくらい練習をして自分のものにしておきましょう。

 

上の写真を見てグリーンの右に外しても次のアプローチを寄せられるイメージが出来るくらいまでになればアンダーパーを出せるゴルフが見えてくると思います。

 

 

ゴルフの実力の一つの測りかた

ゴルフはミスのゲームとも言われますが、失敗体験と成功体験の記憶の蓄積量の比率が一つの指標になります。

 

石川遼選手が高校生の時にプロのトーナメントで優勝した時と今現在の技術力を比べると今の方がはるかに高いと思います。

 

しかし、高校自分の石川選手の頭の中は成功体験の記憶に支配されていた、いわゆる怖いもの知らずで若者の特権ともいえるかもしれません。

 

それから数年の間に、成功体験も多く上積みされ、それ以上の失敗体験の蓄積があったと仮定すると、高校自分よりも技術力は上がっていても、結果は悪くなっていしまいます。

 

ゴルフが怖い状態になるわけです。

 

ここからは、ショットを曲げるのが怖いからショットの精度に磨きをかける、ショートパットが怖いからパッティング技術を底上げする、安全なコース戦略も身に着けるなどしてミスが少ない状態を目指すことになります。

 

一流になる選手のほとんどは怖いもの知らずのうちに世界のトップクラスまで一気に登りつめてしまいます。

 

そしてその後盤石な自分スタイルのゴルフを作り出せた人が超一流の選手になれるのだと思います。

 

逆にアマチュアゴルファーが初心者のうちに高額なベットをして怖さを覚えてしまうとやればやるほど下手になって行ってしまうこともあり、ここからの立ち直りはとても困難になります。

 

ということで、ゴルフが最終的に上手くなるためには技術力を高め成功体験の記憶を蓄積し続け、失敗体験は忘れてしまうことが出来るとゴルフをかなり上達することが出来るでしょう。

 

自分が失敗したことを忘れることが出来ることはゴルフの才能の一つとといってもいいのかもしれません。

 

 

性格の異なるクラブを1本くらい持っててもいいと思います

普通の考え方では性格の似たクラブを揃えて1セットのクラブとして、全てが同じ傾向のショットになるようにすることで一定のスイングでプレーすることを目的にしたクラブのセッティングをすることです。

 

ただし、右に行きやすいから左に行きやすいクラブを使っていると左が危ないホールをプレーする時は困ってしまいます。

 

そんな時に、意図的に1本だけ他のクラブよりは右に行きやすいUTやFWを入れておけば、そんなホールを切り抜けることが出来ます。

 

コースによってそのクラブを抜いたり入れたりしてもいいでしょう。

 

 

 

上級者と中級者の違いはショットの修正力にあり

上級者と中級者の違いの一つにショットの修正力が挙げられます。

 

上級者になるほどコースで出たミスを1発のミスだけで済ませ次のショットまでに修正して同じミスが続かないので、大叩きにならないというわけです。

 

スイングのメカニズムについての知識や、スイング中にエラーの動きを感知できることで、正しく原因が究明出来て、エラーを防ぐための how to を持っているのです。

 

同じミスが続く回数が少ないほど悪いスコアが抑えられます。

 

ゴルフを長くやるほどベストスコアの更新は困難になりますが、上達に従ってワーストスコアが抑えられていきます。

 

ホールごとのワーストスコアから年間のワーストスコアが上手になるほどゴルフが上手い人といえると思います。

 

ベストスコアの更新とワーストスコアを抑える事の両輪の目標を立ててゴルフを続けて行ってみて下さい。

スイング作りと実戦のスイング

良いスイングを出来るようになると、悪いショットが少なくなります。

 

コースで良いスイングになるように振り方ばかりを考えてしまうと、置かれた状況に合わせたプレーが出来なくなって必ずしも良いスコアにつながるとは限りません。

 

かといってスイングがどうでもいいというわけにもいかないのが、ゴルフの難しさの1つといえます。

 

石川遼選手が今この矛盾と格闘しているように思えます。

 

良いスイングが出来て、実戦では状況と格闘したこんな感じのスタイルがゴルフだと思います。                  ↓  ↓  ↓

 

you tubeより転載

 

 

 

 

風が強いコースでプレーする時の対応策をお持ちですか?

オリンピックのゴルフの日本勢の順位は少し残念な結果となっていますが、まだまだ巻き返しに期待をしたいところです。

 

今回の会場は海沿いの風が強いコースです。

 

風に強い(風の影響を受けにくい)球が打てることが攻略のポイントになると思います。

 

風に強い球はアゲインストやアゲインスト気味の横風なら打出しが低くスピン量が少ない球、フォローならバックスピンが多い球が良いでしょう。

 

このアゲインスト用の球の簡単な打ち方は、大きめの番手を持ってヘッドスピードを抑えてスイングするだけ、短い番手でロフトを立てて強く打つとバックスピンがかかり過ぎて大きくショートしやすく、距離の計算が立ちにくくなります。

 

強いアゲインストの時は、大きめの番手でレベルブローに近いダウンブローで打つことでスピン量を減らした低い球を打つことが出来ます。

 

これなら特別な技術が必要ありませんから、何度か練習して出来るようにして馴れておくと、風が吹いた時にも困らずに済むと思います。